いつか僕らの夢が終わるまで
光散らばった街に僕らが住むことにしたのは、
この部屋があったから、この建物があったから
そんな風に思えたらいい。
凹凸と丸みのあるアーチが海外のアパルトマンみたいな。
一度は憧れた映画の中のそんな建物。
エレべーターはありませんが、階段で部屋まで登るのも
なんだか映画の主人公になったみたい気分にさせてくれます。
お気に入りのパン屋さんのバケットを紙袋に詰めてもらって、
色とりどりの野菜を揃えて、
ちょっと重たい袋を持ちながら駆け上がるステップ。
しゃなりしゃなりと足取りがはずむ、まるで音が聞こえてくるみたいに。
お部屋が楽しいと歩くのも登るのもなんてことない。
都心から少し離れたのどかな場所の、そんなアパルトマン住まいはいかがでしょうか。
【備考】
・エレベーターはありません。