川辺直哉氏設計、2010年築でその年のグッドデザイン賞を受賞
※写真は別の部屋のものになります。ご参考にご覧ください。
長屋の新しい可能性を見ました。
環状8号線から横道に入ると、突如現れる白い物体。
大きさ・高さそれぞれの白い箱を不規則に並べた外観で、インパクトはあるのですが、綺麗に仕上がった外壁の白さから繊細さも感じられます。
建物は19戸で構成され、それぞれ間取りが違い、絶妙な距離感で独立しながらも、絶妙なバランスでつながり集合されています。建物の四周を囲む空地には様々な植物が植えられ、季節毎に建物を彩ってくれそうです。
色々なバリエーションの間取りが用意され、雰囲気もそれぞれ大きく異なりますので、ぜひ現地をご覧いただくことをオススメします。
少なくとも、私が見に行った部屋については、余計な装飾を省き、思い切った演出をする。大きく切り取られた窓から見える緑を見て、これ以上望むものはないと思わされました。
(本物と言える)デザイナーズ好きならぜひお勧めします。