美術館には飾れない特大級の骨董品
先ずはオーナー様にこの部屋をそのまま残して下さったことに感謝。
最低限のリフォームは施されていますが、
室内のほとんどはそのままです。
当時としてはモダンなこの間取りだからこそ、
残っているのかもしれません。
ブームと言っていいくらい、
最近はリノベーションという言葉が飛び交っていますが、
僕はやはり内装そのままのヴィンテージ派。
意図もなくただ新品に変更された部屋を見ると、
建物自体は良いのにとがっかりした気持ちになります。
一度壊してしまうと、二度と元どおりにはなりませんからね。
この部屋はそんな危険を幾度となくかいくぐり、
今もその姿を残す数少ない骨董品のようなお部屋。
築年数も古く、至る所に小さな傷やいたみはもちろんあるので、
誰もから好まれるとは思いません。
ただ選ばれるのを待つのではなく、
自らが住人を選んでいるかのような気高さを感じます。
ご自身にその資格がありと思われる方、
是非ご内見をお待ちしております。
<注意・備考>
※定期借家契約3年(再契約応相談)
※家財保険要加入:17,000円
※洗濯物干し屋上(バルコニーなし)
※ペット不可