箱にはなにをいれる?
ふわふわ、という擬態語が空間から聞こえてきそうな、部屋に箱が浮遊するプラン。
「ふわふわ」の中身は、バスルーム。そして外面にキッチン。そう、お部屋の「機能」がそこには入れられているのです。
しかも、その機能がまるで1つの家具のように、お部屋の中に馴染んでいるのがすごい。キッチンとは別の側面に、チェストを3まわり位大きくしたような造りつけの収納。まるで、趣味のいい家具を買ってきて置いた時のように、既にセンスアップされた空間がそこに。しかも、どうにも隠すことのできない「バス・トイレ」をさらりと隠して。
お部屋はその箱を除いた部分で、充分生活できるスペースあり。せっかくふわふわ浮いてても、他が狭いと「・・・」だけど、そんな窮屈感はなさそう。むしろ、浮かべるに十分な「余白」。
浮遊する箱とともに流れるような時間、考えるだけで贅沢なお部屋。
〈主な備考/注意点〉
・ペット不可
・事務所不可
・楽器不可