敷金・礼金0
目黒川の気配をひそかに感じる、静かな住まい。
幾何学的な外観にまず目を奪われます。白いフレームの中に黒い面がきゅっとはまった姿は、通りで見かけたらつい足を止めたくなる存在感。目黒川の空気も近くに感じながら、建物に近づく時間そのものがちょっとした寄り道になります。
室内は黒と木のコントラストがはっきりした、気分のいい一人暮らし。床はやわらかな木目で、壁やキッチンまわりはマットな黒が効いています。6.7帖の居室に2.4帖の寝室的なスペースが添えられた間取りは、コンパクトなのに使い分けがしやすいのがうれしいところ。見せ場をつくりながらも、ちゃんと暮らしやすいのが好印象です。
キッチンは黒い天板が主役級で、洗面もブラックのボウルが印象的。トイレの手洗いまできちんとデザインされていて、細部で気分を上げてくれます。収納や棚の見せ方も含めて、道具をしまうというより、整えて飾る感覚に近いかもしれません。小さいのに妙に堂々としている、その感じがこの部屋の面白さです。
素材の切り替えがはっきりしているぶん、朝の光も夜の灯りもよく映えそうです。無理に飾らなくても絵になるし、好きな椅子や照明をひとつ足すだけで空気が決まりそう。黒を楽しみながら、木のぬくもりでちゃんと落ち着ける。そんなバランスの良さを、現地で確かめてみてください。

















