珈琲の香りとその脇の小さな入口が気に入っている。
1Fはオーナーが営む珈琲豆のお店。
扉のブルーが効いていてセンスが良く、
珈琲も一杯いただきましたがとても美味しい。
その脇に、見逃してしまいそうな小さなゲート。
ここから玄関までの数秒の道のりが私はとても好きです。
扉を開けると広々とした玄関と懐かしさを感じる靴箱があり、
少しの階段を登ってリビングへ。
窓からニョキっと乗り出したテラスが気持ちいい。
眺めには開放感もあり緑も存分に感じられる。
キッチンは今のところオーブン付きでこれから手入れをする予定。
オーブンはもう十分活躍して年季が入っているので、設備にはなりません。
リビングにはタイルカーペットが敷かれていますが、
剥がせばダークブラウンのフローリングになります。
リビング続きの6畳和室には押入れと床の間。
トイレはこの階ともうひとつ上の階にひとつづつあり、
水回りにはところどころキュンとするレトロさがありながら清潔感もあります。
お風呂のタイルなんて、特にいい。
また階段を上っていくと壁一面が本棚のよう。
本をギッシリ並べるにはやや心許ないけれど、ディスプレイ棚として活用したい。
上った先には大・中・小と3部屋綺麗に並んでいて、
どの部屋の窓からも日差しと緑が感じられる。
それぞれの部屋に収納はなく、廊下に押入れタイプの収納がひとつ。
もひとつ階段を上ると、隠れ家のような小窓がふたつのコンパクトな部屋
(書斎やアトリエにしたい)と、その先には近寄らずとも暑いのなんの、
眩しすぎるサンルーム。
ここまででこの家の良さや面白さはわかってもらえたと思います。
あとは、どう使うかで何倍もまた面白くなる家。
ところどころ手入れをしたほうがいい部分もあるし、
入居者のご要望もあるでしょうので細かいところはオーナーと相談しながら
進めていきましょう。といった具合。
がっつり改装したい人よりは、部分的に好みのテイストに変えたり、
最低限をととのえてそのまま使ってくださる人を希望。
用途の広がる間取りなので、興味のある方はまずご相談ください。
※社宅不可
※転貸不可