写真と文章は前回募集時のものですので、現況は内覧時にご確認ください
白という選択
「心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花」
小倉百人一首29番の凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)が詠んだ詩。
現代語訳は、「もし手折るならば、あてずっぽうに折ってみようか。真っ白な初霜が降りて見分けがつかなくなっているのだから、白菊の花と」。
この詩は秋の詩の一つで、白菊の白さを消してしまうほどに一面を覆う初霜の白さを描写している。
このお部屋はまさにこの詩のような真白に包まれた部屋。
ホワイトオークの床はとても美しい。
アンティークな家具が似合いそう。
クラシカルな照明をプラスして、フレンチシックな雰囲気を。
各洋室にあるWICもすごく嬉しい。
その日のコーディネートをクローゼットの中で決めて、お気に入りの服を纏う。
その他、適材適所にある収納も使い勝手が良さそう。
反対に、LDKはとてもすっきりとした空間になっている。
みんなで食事する場所だから特別な空間にしたい。
もちろんダイニングセットもクラシカルでまとめてみる。
美しく、上品な白の空間だからこそ、自分という存在が見えてくる。