古い匂いが残る、昭和46年生まれのアパートリノベ
あ、懐かしい。
第一印象はそれでした。
この物件を語る前に、ここを訪れたときの話まで遡りたいと思います。
道路に面した分かり易い場所に建つこの物件、実はたどり着くまでかなり迷いました。
3往復くらいしてようやく、ん?まさか、これ?と見つけた古めかしい門。
そこを開くと、待っていたのは昭和の世界。
懐かしいポストと木造の古いアパートが「おかえり」と出迎えてくれました。
共用部分もドラマに出てきそうな抜群の雰囲気。
好きです。
ご紹介するお部屋は、「離れ」201号室。
廊下に並ぶ扉から一つだけぽつん、分かれて建っているアパートの2階部分です。
正直な話、この木造アパートをリノベするには古過ぎる、と思っていた私が馬鹿でした。
扉を開けてみると、古きと新しきが融合した素敵なリノベルーム!
仕分けされた床も魅力的なんですが、第一に見て頂きたいのは部屋の端から出るベランダからの眺め。
他のお宅の緑をお借りして、とても居心地の良い眺望となっていました。
キッチンも広々とした窓で明るい。かなり。
洗面所にもお風呂にまで窓があるとなると、どこもかしこも相当明るい!
うーん、好きです。
この外観からの共用廊下からの、予想を見事に裏切ってくれるこのお部屋。
何から何まで大好きになっちゃいましたが、問題点といえば千葉県という事。
浅草線に直通の京成八幡駅までは徒歩8分、
総武線と都営新宿線がある本八幡駅までは徒歩15分。
ただ、とても雰囲気の良い住宅街にあるので、通勤までの道もきっと楽しいはずです。
外観も共用部分も、少し古い窓も、全部かわいがってくれる方を、お待ちしております。
ご案内時は陽が暮れない内に、部屋の明るさを体感しに来て下さいね。