写真と文章は前回募集時のものですので、現況は内覧時にご確認ください
僕が恋するリノベーション
部屋に一目惚れ、ってきっとこんな部屋にするんだろうなぁ、と思った一部屋。
1968年築のレトロなマンションの一室。
外観は塗り直しているのでそれほど古さは感じないけれども、共用階段はやっぱりレトロな雰囲気漂っている。
エレベーターはないから3階までは足を使って登ると、途中には雰囲気の良さげな居酒屋。
家に帰る前の一杯がこんなにも手軽な距離でできるなんて、お酒が好きな僕には嬉しいこと。
もちろん、千駄ヶ谷には面白そうなお店もあるし、代々木駅まで徒歩7分だと新宿や渋谷で飲んでいても終電を気にせず飲めそうだ。
室内は2019年に設計事務所がリノベーション。
これが最高にカッコよく、最高にイカしている。
もともとの鉄筋コンクリートの構造を残しつつ、無垢材を使って1LDKを演出。
空間を完全に仕切っていないからこそ、広さを感じられるのが特徴的だった。
何より、空間の作り方・配色・細かい造作、そのどれもがデザイン性に富んでいて見るだけでも楽しい空間に仕上がっている。
ドライフラワーやグリーンを飾ることでよりセンス溢れる空間になっていくんだろうな。
やっぱり千駄ヶ谷もいいし、この部屋も気に入った。
この街に、この部屋に、僕は恋してしまった。