黒と白緑の淡いコンビネーション
飯田橋から徒歩5分の、一見居住用マンションには見えない年季の入った建物。
見上げると、ちょっと鬼気迫るような異様な存在感・・。
その実、単に古いだけなんですが。
そんなビルの高層階、10階のワンルームをご紹介。
1962年築だから、共用部の年季たるやただ事ではない。
2階ずつしか止まらないエレベーター、殆ど色を失った廊下など
廃墟フリークの心をワクワクさせてくれるかもしれないポイントが随所に。
とはいえ人の往来はあるから、ちゃんと生きてます、このビル。
最近取り替えられたらしい扉を開けると、そこからは安心のリノベクオリティ。
広めの土間から左右に振り分けられた居室と水回り(洗面・トイレ・シャワー室)。
室内は壁を取っ払った広い1Rで、午後の光が神々しいまでに降り注いでいます。
コンクリートをむき出しにして塗装しただけの、適度なアバウトさが心地いい。
無骨な仕上げでも、使われている色のせいか
やわらかい空間となっています。
奥行きのあるベランダは使い道いろいろ。
腰窓の桟は厚みがあるので、植物やちょっとした小物を置いて楽しむ事もできそうです。
収納がないのが懸念点ではありますが、うまく使えばある程度のものが片付きそうなポイントがあるので、工夫してみましょう。
建物はかなり渋い感じですが、室内はほんわか気分になれるリノベです。
事務所・SOHO利用もご相談できます。
※水日祝、原則内覧不可です。