まるでこの建物自体が労働者のよう。

B1へと続く階段

B1。奥の黒い扉を開けると、

見渡せる。「おーい」と呼びかけることもできる。

その先に最小空間。昼飯はここだっただろうか。

昼飯が済んだらまた、作業場へ戻る。

4つでも足りなかったのではなかろうか。

B1のトイレ。の前には小さなキッチン。(B2にもトイレ有り)

この扉の先にあるもの、それは

地上へ誘われる。やっぱり地上はいい、と感じる瞬間。

手すりの青と真っ赤はこのままがいい。グリーン(植物)があれば、もっと。

ね、一見マンションみたいでしょ。

間取り

目黒 好きにしていいよ。 B2F/B1F号室

賃料 - / 管理費 - (税別)

徒歩8分 239.76㎡ - 1992年03月

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俺たちはここでひたすら、朝から晩まで働いていたんだ。

ひたすらに黙々と流れ続ける目黒川のすぐそばに、割と小ざっぱりとしたマンションのような外観の建物がありました。正面入り口は本当に、よくあるマンションのそれと同様。(建物右手の階段から出入りすることもできます。ここがまた、とてもいい。)

正面口を入り、エレベーターで地下2階まで降り扉を開けると待ち受けていたのは
男達が黙々と汗水垂らしながら朝から晩まで毎日毎日、ひたすらに頭と体を動かし続けてていたであろう場所。元々は板金工場だったそうです。

地下2階という空間でありながら、一面スケルトン仕様なので(窓が一部派手に割れていますが、修繕されるそうです)清々しい光が差し込んでいました。
無機質な空間に高い天井、地上からまっすぐ降りてくる光。
降参です…いや、賛成です。

地下1階へと続く階段をのぼると、コンパクト目の空間が、2つ。
そう、全部で3つの空間をそれぞれに「好きにしていいよ。」っていうことです。ゾクゾクしませんか?

男達が毎日たっぷりの汗をかいた頭と顔をいっしょくたにして洗っていたであろう学校のような洗面スペースもよかった。(さっきから男達の話をちょいちょい出してますが、全て私の想像です。)
以前ダンススタジオとして使われていたこともあるそうで、そこではダンスでたっぷりかいた汗をこの洗面台で…(以下略)。
壁には、スタジオ時代の大きな鏡を剥がした跡なんかも残っていました(結構たっぷり)。

全体に広がる、作業場の匂い(感じるだけで実際に匂うわけではありません)や年季の入った壁や床。この佇まいをそのまま残すもよし、ガラリと変えるもよし。



この場所で是非、お会いしましょう。(また行きたくてたまらないのです)

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