洋7 : LDK 12
ハードスタイルに憧れ
※写真とお部屋が異なります。間取り図をご確認ください
家、それは、たとえ賃貸であっても、ある一定の時間を共に過ごす相棒のようなもの。
だから、家を選ぶ時にまず考えることは
この家と仲良くできそうか?もっと言えば愛せるのか?
ということでしょう。
たとえ普通の暮らしだとしても、どこか愛せる場所があるだけで自分もちょっと幸せになれる、そんな家を見つけたいものです。
と前置き長くなりましたが、そういう視点でこの家を見ると、ちょっと素敵。
前道から少し奥まった敷地。アプローチを超えて見えてくる建物が如何にも「ひっそり」。
敷地に対してゆとりを持たせた世帯数で、真ん中に広めのライトコートがあるプランです。その周りを、各戸がグルっと。
年季の入ったコンクリートに生い茂る緑のコンビは、なかなかのヒット。部屋から見上げれば、そこには四角く切り取られた青空。みんなが少しずつ共有する中庭の空気が、建物全体に一体感をもたらします。
間取りは1LDKで、1人ならゆるりと、2人でこぢんまりなサイズ。事務所、SOHOも応相談です。
水回りのデザインは何だかスペーシー。宇宙船や飛行船を思わせる最小限の設備ですが、それぞれがそこにある意味を持ったものたち。古びてもどこか光るその存在感は、レトロヴィンテージの匂いも少し。
ちなみに今年で築20年ですが、正直いい年の取り方してると思います。ちゃんとデザイナーズは、ただ古くなるだけじゃないのが良い。
今日もいい感じに光ってます。