和に徹し、“ゆ”を重んず。
こんなに古く長く美しく建っている古民家を、私はここ以上に知りません。
実に、築年数は90年以上の古民家。
自分の両親を飛び越えて、祖母祖父の時代に建った家。
今でも大切に、その造りは残し、内外装は一新し生まれ変わりました。
特筆すべきはそのリノベーション。
降り立って感じる、物件の品の良さ、高台からの眺め、お庭の広さ、そのお庭をぐるりと囲んだ縁側。
そのすべてを活かして、あくまで和に徹したリノベーションであること。
もう完敗です。
いや、むしろ縁側で乾杯したい気分です。
風通しの良い4つの空間を成し、畳はフローリングに変えたものの襖の上の欄間はそのままに。
襖のデザインも、一部今回の物件のために職人さんに造作して頂いたり、玄関入ってすぐの欄間だって、オーナーさん自ら丸く壁をくり抜き造作したりと。
感じられるこだわりのポイントが多いため、終始胸の高鳴りがおさまりませんでした・・・
(写真を見て再燃)
そしてもう一つの大きな特徴は、“ゆ”。
デイリーに使用できるバストイレ洗面台はキッチン奥にあるものの、物件の廊下の奥にも気になる“ゆ”の扉が・・・
開けると、そこには気持ちの良い風が吹くミニ露天風呂。
そうです、間取り図にお風呂が二つある理由は露天風呂だったのです。
もうここにも完敗・・・
いや、月見風呂でもいただきながら乾杯したい!
とまぁ語り出すと長くなるのであとはご内覧で。
そうそう、そもそも横須賀中央駅ってどこだ?と思って乗り換え案内されたアナタ。
「遠いな・・・」とただ諦めるには早いです!
京急線で品川駅からは快速等の列車の種類によっては50分ほど。
と考えると、東京都下との通勤距離とさほど相違はないかと。
なにより私自身、今回降り立って横須賀中央駅前の活気に驚いてしまいました。
ぜひご自身の目で確認されるチャンスをください!
<注意点>
・建ぺい率:60%/容積率:160%
・改築の際には道路面セットバックが必要です。(約16.5㎡)そのため、現在と同規模の建物は建ちません。
・前面道路:私道
・物件までは、階段を30段程度のぼりおりいたします。