あざとさの無い当時のデザインに心動かされる瞬間
築49年のヴィンテージマンション。
好き嫌いが分かれるお花をモチーフにしたその外観、私は好きです。
秀和レジデンスと親友になれそうな雰囲気ね。
何よりそのヴィンテージさを感じたのは、室内のガラス窓。
メインの窓の約半分がガラスブロックじゃありませんか・・・!
この計算なのかそうではないのか、古いデザインはその心中が分かりずらいのですが、
大衆に迎合しないその雰囲気が私はなんとも好きで。
ベランダに出られるよう、きちんと扉付きの窓を残しつつも、圧倒的なガラスブロックの存在感。
良い眺めですね。
現況は1LDKとして作られているものの、容易に間取り変更のできそうな造り。
リビングを半分に仕切るバーチカルブラインドも取り付けられているため、今でも2LDKとしても使えますね。
キッチンは多少のコンパクトさを感じつつも、あずき色のクラシックなタイルや、
気の利いた吊り戸棚のデザインが心を掴む。
半個室のような形で作られている洋室は、本や自分の好きなものをアレンジするシェルフを壁がわりに。
奥にはウォークインクローゼットも。
カーペット貼りのソフトな床心地も年代の雰囲気を背負っていて好み。
水回りはところどころにレトロ感を残しつつ、しっかりまだまだ現役選手。
建物の雰囲気を引き継いでいるちょっぴりレトロな1LDKを、どうか愛してくださる方。
お待ちしていますね。