どこまでも見渡せる抜けた視界が気持ちいい。
私が最終的に家を選ぶときの基準は、日当たりと風通し。
デザイナーズがいいなとかこういうリノベがいいな、とか内装の好みはありますが、内装なんて家具や植物、照明を変えることでがらっと変えられるし、今や女性だって気軽にDIYに挑戦できる環境が整っていて、もはや内装は自分次第。
かたや立地や日当たり、風通しといった環境は自分では変えられることではないから、まずそこを優先すべきだと思うのです。
こちらは都立大と自由が丘駅の間、目黒通りと自由通りの交差点に位置するヴィンテージマンション。
車通りの多い場所ではありますが、階数が高く、バルコニーは大通りとは反対側のため、騒音も排気ガスの影響もあまり感じません。
29畳のゆったりLDKには、窓がたくさん。
その向こうには細長バルコニー。
奥行きもそこそこあるので、ちょっとしたイステーブルを置いて、コーヒーやランチ、お風呂上がりのビールを楽しめそう。
リビングは天井が低めで、かなり大きな柱や梁が多数ありますが、アクセントでブルーグレーをいれることで、奥行きを感じさせ、圧迫感を軽減しています。
撮影の日は33度を超える夏日でしたが、窓を開けると風がぴゅーっと通り抜け、涼しささえ感じたほど。
どこまでも続く青い空を眺め、風を感じる暮らし、いかがでしょう?