可変性のある間取り。
以前はずっと同じ家に住み続けることなんて無理なんじゃないかと思っていました。
家を買うタイミングは人それぞれだけれど、暮らし方はどんどん変わっていくものだから。
例えば結婚のタイミングでマンションを買ったとすると、欲しいのは友人を招ける広いリビングだったり、お互い好きなことをして過ごしながらもその存在を感じられるゆるい別の空間だったり。
いつか子供ができたら遊んでいる子供を視界に入れつつ家事ができる間取りが欲しくなり、子供が大きくなれば個室が欲しくなる。
そしていつかは子供も自立して、のんびりと夫婦で暮らす日々がやってくる。
そんな変わりゆく暮らしを思うと、家を買って同じ家に住み続けることって、結構難しいことじゃないかと思ってたのです。
それでも最近は可変性のある間取りが増え、さらにリノベーションの技術も進化してるので、大掛かりな工事をせずに、暮らしにあわせた間取りを気軽につくることができるようになりました。
その中でもこのお部屋の間取りは面白くって実用的。
明るく開放的なリビングの先に、仕切ることもできる部屋が2つ。
角部屋でどの部屋も日当たりばっちりだし、暮らしの変化にも柔軟にあわせられる間取り。
強いて言うなれば、通り沿いで線路もすぐそこなのである程度の騒音がありますが、個人的にそこまで身構えるほどのレベルではなく、これによって採光と抜けが確保されるのならば、寧ろメリットの方が多いのではないかと。
先のことも見越した長く快適に住めるお部屋、いかがでしょう。