地下住戸というイメージとそれを覆すおもしろみのある空間のGAP
GAPを感じるとなぜあんなにも心がぐっときてしまうのだろうか・・・
教えて欲しい。
今回ご紹介するマンションは、もともとコーポラティブ方式で建てられた建物のため一つ一つの造りがいわゆる一般的な分譲マンションと異なる。
それにより、メゾネットでトリッキーな造りにも、地階住戸だということにも負けずに、建物の構造上の特徴をうまくとらえて設計されているところが秀逸であり、唯一無二のユニークさでもある。
リビングなどのあるメインフロアは、地階ながらも建物のサイドにドライエリアをそれぞれ設けていることにより、扉や仕切りを開放していれば明るさがある。
このドライエリアのおかげで、バスルームでも人目を気にすることなく明るい光の中で入浴ができるし、リビング側のドライエリアからも居室への光を取り込めている。
コンクリートの躯体を表しにした内装も、タイル貼りの内装も、シームレスで個性的な間取りも、オープンな収納も。
画一的なマンションのデザインに魅力を感じられない方には、ぐさっと刺さるおもしろみのある家かと。
ここのところ密かに人気を高めている、世田谷線の世田谷駅至近のエリア。
おもしろい個人経営の小さなビストロやパン屋さん、生活雑貨屋さんなどが点在していて、この家に住む方の嗜好にも近い街だなと感じます。
少し人とは違う個性のあるものにぐっとくるあなたなら、街も家もきっと気に入ってもらえるはず。
ぜひ、ご覧ください。