元は和室だった、その雰囲気を残したリノベーション。
いつも物件の紹介文に「庭がある!」とか「日当たりよし!」とか書いていますが
大きな窓からそのまま庭続きになっているところや日当たりのいいことなんかが
ごくごく当たり前のことだと思える家。
真壁をそのままに床だけを変えているので元和室の良さも程よく健在。
キッチンは白を基調としたシンプルなデザイン。
高さ調整のできる棚が付いていたり床下収納があったりと、
使う人の気持ちを忘れずにつくられている。
なんかこう、普通に暮らしてほしい。
縁側の存在にノスタルジックな気持ちになるとかじゃなくて、
よくある日本家屋の形なのだと。
隣は幼稚園なので日中は家まで元気な子供達の声が届く。
夕方になればカラスの鳴き声が届く。
夜は静かなベッドタウン。
愛する家族と生活をともにする場所、それが「家」なんだということを
時折思い出させてくれる、そんな空間です。