ドリップコーヒーが別格に変わる空間
田園都市線、高津駅。
新しくなった帝京大学病院や東急ストア、TSUTAYAが並び常に賑わっている。
急行は止まらないけれど、駅の近くをはしる旧大山街道が昔の面影を残していて、面白い。(現代の大山街道は国道246号)
高津小学校を過ぎ、学校を回り込むように歩いた先に強い存在を放つこともなく建っていた。
これはリノベーション物件にありがちだけれど、実際部屋に入るまで分からない。
階段を上がり玄関の扉を開けた時、空気が変わったことを察知した。
モルタルで出来た通路、ずっしりとした大きな扉。
なにかゾクゾクする。
重い扉を開けた途端、そのCaf?は姿を現した。
形の違う木材が敷きつめられたカウンターテーブル。
カウンター越しに見えるキッチンから、料理をしながらこちらに振り向く彼女の姿が思い描かれる。
いつまでも心地が良い。
ここで雑誌を読みながらブレイクタイムするだけで、休日を満喫できる。
お部屋はバイカラーのようなテイストで、オーナーが楽しんで作った部屋だということがひしひしと伝わってくる。
これは実際に見てもらいたいけれど、コンクリートの壁の上から色を塗っているのだ。
天井も住居では中々お目にかかれない素材。
見て楽しい、触って楽しい。
おまけに洗面台がコテージのような雰囲気さえある。
どこに来てしまったんだろう…
と、途中から自分が高津にいること自体忘れてしまうほどだった。
※注意点※
・エレベーターなし
・ガスコンロは置き型コンロのご用意が必要
・照明は別途ご用意ください
・友人同士のシェア不可