こんなワンルームはいかが
毒のない、というか垢抜けた、というか。
室内に入った瞬間、風が「ふわっ」と抜けるような、そんな感覚。
2面についた窓、その奥でゆれる緑。
玄関側の土間は広々、自転車も停められる。そんな広め1Rをご紹介。
三鷹駅からバスで10分程、自転車でも15分位でしょうか?のどかな住宅地にある、低層の集合住宅。【COVE】という名前通り、まるで波が押したり退いたりする入り江の様子を建物にしたような、表情のある建物です。内部に配された植樹を包み込むような、やさしい存在感。
1R、シンプルを極めた居住性が魅力。光、風といった自然を取り込みつつ、徐々にトーンダウンしていく空間の最奥にキッチン。スライド式引き戸の中に、冷蔵庫もろとも隠すことができるスグレモノは、SOHO利用者などにはうれしいですね。
キッチンのシンク自体も、建築家自らデザインしたそう。シンプルだけど大ぶりで、使いやすそう。
バスルームも心地いい。天井に近い位置からの採光で、昼間なら照明要らずの明るい空間です。洗面所のライティングもきれい。
ちょっと都心から離れてもいいなら、こんな選択も素敵。余計なものはついていないですが、その分「悠々」さのある暮らし。疲れて帰っても、そんな自分をすっぽりと受け入れてくれそうな、器の大きさを感じる1件です。