パリの小さな邸宅が、時の流れに身を委ね、ただ静かに佇んでいました。
アイアンの門扉の奥に潜む、緑に囲まれた白壁と、アンティークなエントランスドア。
異空間にトリップしてしまったような、素敵な物件に出会ってしまいました。
パリのアトリエをイメージして作られてたというこの邸宅に、憧れないなんて人はいるのでしょうか…
雰囲気作りに一役買っている、フランスで100年近く使用されていたという、アンティーク物のエントランスドア。
毎日このドアをくぐって過ごせるというだけで贅沢!
1階には、ガーデンチェアとテーブルが並ぶ、光差す空間。
大きな窓に照らされるのは、ゆるやかなカーブのしっとりとした階段。
2階の踊り場は、誰もがくつろげるミニライブラリー。
最上階に上がれば、飛んでいけそうなオープンなルーフバルコニー。
共有部まで愛おしさが詰まっています。
さてお部屋はというと、女性プロデュースならではのさりげない気遣いが詰まった、とても暮らしやすい作りになっています。
今回ご紹介のお部屋は、12帖ほどの広めのワンルーム。
ヘリンボーンの床に魅せられて足元に目が行きがちですが、顔を上げればお庭の緑!
テラスの奥のお庭にはたくさんのハーブが植えられていて、お好きに使っていただけるそうですよ。
この緑一つで、丁寧な暮らしができそうです。
緑の見える窓は、2面。
(1面は曇りガラスになっています。)
1階とはいえ、緑の見える大きな窓からしっかりと光が差し込みます。
裏手は小さな公園なので、人目も全く気になりません。
居室スペースを広く作るために、とあえて脱衣所は作らずに、おしゃれなカーテンで仕切ります。
小さなタイルが敷き詰められた洗面台に、無垢材の便利な棚と。
この色味もまさにセンス!
わざとらしくないのがいいんです。
玄関はかなりゆったり。
大きな鏡があるのが女性にも嬉しい。
キッチンも一人暮らしにはもったいないくらいの充実設備で、ますますお料理好きになっちゃうそう。
「暮らし方」がお部屋によって左右されるって素敵じゃないですか?
外観からエントランス、お部屋の中に至るまで。
こだわりぬいたディテールに、思わずこぼれてしまうため息。
個人的に、アンティークやヴィンテージって、大好きです。
出来立てのキラキラしていた頃も素敵だったのでしょうけれど、時を経て味わい深くなった一点物が、どうしても愛おしくてたまらないんです。
時の流れが一層磨いていってくれるような、素敵なお部屋でした。
時の経過を味わうように。
いつまでも愛せるように。
【物件のHPはこちら】
http://maison-latelier.com/
施行当初のお写真もございますので、是非ご覧ください。