窓辺のベンチが暮らしの中心になる部屋
世田谷の住宅街に、角度のあるフォルムがひときわ目を引く一棟があります。通りから眺めると、周囲と少し違ったリズムで立つその佇まいが、通行人の視線を自然に集めるはずです。
扉を開けると、期待どおりの気配が広がります。コンクリート打ちっぱなしの天井が静けさをつくり、木調のフローリングが温度感を添える。硬質と柔和がぶつからずに寄り添っていて、程よい落ち着きが生まれています。
この住まいのいちばんの特等席は、窓辺にしつらえられた造作の収納兼ベンチ。窓辺に腰掛けて外を眺めたり、植物を並べたり。何気ない時間が自然とこの場所に集まります。背後の収納に日常のものをしまい込み、見た目はすっきり、使い勝手はしっかりと保てます。
間取りは多角形で、直線の間取りにはない視線の抜けや、小さな居場所が生まれます。家具の置き方で表情を変えやすく、趣味のコーナーや植物を並べる場所を自由に作れるのも魅力です。
周辺は落ち着いた住宅地。最寄り駅までは少し歩きますが、その道すがらにはコンビニやスーパーが点在していて、帰り道に買い物を済ませるのに困りません。休日には等々力渓谷へ足を伸ばして、緑の中を散策するのも気持ちよさそうです。
デザインに寄せた暮らしを望む人にぴったりの一室。窓辺のベンチで過ごす何気ない時間が、いつもの日常を少し特別にしてくれます。この部屋の魅力は、写真だけでは伝わりきらないかもしれません。窓辺に座って過ごす時間を、ぜひ現地で感じてみてください。

















