ひとつの壁がつくる奥行きと、木の床に広がる光を楽しむ。
外観からは硬質で凛とした空気が伝わってきます。打ちっぱなしのコンクリートとタイルが端正に組み合わさり、建築としての姿が際立つ外観です。一歩足を踏み入れると、素材の対比が生む落ち着いた居心地に包まれます。
室内は無機質なコンクリートの壁と、やわらかな色合いのフローリングが程よくバランスをとっています。天井に配されたライティングレールで光をコントロールすれば、壁の表情が刻々と変わるのを愉しめます。窓から差し込む光は木目の床を優しく照らし、冷たい質感の中に温かさを添えてくれます。
水まわりには細かなモザイクタイルがあしらわれ、日常の動作にさりげない彩りを加えます。無駄をそぎ落としたシンプルな空間だからこそ、手持ちの家具や小物がしっくり馴染み、暮らしの風景が映えます。コンパクトながら素材それぞれが主張を押しつけず、互いに引き立て合っている印象です。
周辺は穏やかな住宅街の雰囲気が色濃く残るエリア。派手さはないものの、落ち着いた時間が流れており、丁寧に自分らしい暮らしをつくりたい方に向いています。素材の質感と光に寄り添う日々が、ここでは自然に叶いそうです。





















