ロフトのあるデザイナーズ
立体的な空間をどう使いこなす?自分だけの居場所を作る楽しみ。
図面上の専有面積だけでは測れない容積を持った部屋です。
メイン居室の7.6帖は、外壁に沿ってわずかに角度がついた台形のようなフォルム。この直角ではない壁面と打ち放しのコンクリートが、均一な四角い部屋にはない独特の影の落ち方をつくります。家具を壁にきっちり沿わせるのではなく、あえて斜めのラインに逆らわずラグを敷き、窓辺にワークデスクを逃がすように置くことで、歩行スペースを広く確保できます。
そして、垂直に伸びる金属梯子の先にあるのが5.4帖のロフト。一般的な「荷物置き用のグルニエ」とは違い、大人が寝転がっても十分に余裕のある床面積があります。天井の低さが逆に視界を絞ってくれるため、マットレスを直敷きして寝室に完全特化させるか、あるいはクッションと文庫本だけを持ち込む読書スペースにするか。
生活に必要な「寝る・収納する」という機能を上に逃がせるため、下の7.6帖+4.5帖DKは、作業と食事だけのすっきりとしたフロアとして贅沢に使い倒せます。

















