敷金0、南西角部屋です
街路樹の緑が窓いっぱいに広がる、素材自慢の一室です。
大塚の住宅街を歩いていくと、黒いフレームとグレーの表情がきりりと立つ建物が見えてきます。まだ新しい空気をまとった外観は、主張しすぎないのに目を引くタイプ。周囲の街路樹がほどよく育ち、建物の輪郭にやわらかな影を落としているのも印象的です。
室内へ入ると、まず視線をつかむのは大きな窓。その先に広がる緑が、まるで額装された風景のように部屋へ入り込んできます。無垢床のさらりとした木肌に、コンクリート打ちっぱなしの天井が乗る構成は、無骨さとやわらかさのバランスがちょうどいい。コンパクトな8.30平米でも、窓の存在感が空間を小さく見せません。
キッチンは木目のカウンターが主役で、料理をする場所というより、暮らしの景色をつくる道具のよう。水回りは必要なものがきゅっとまとまり、浴室まわりもすっきりと整っています。派手な仕掛けはないけれど、素材の良さで勝負する潔さがあるのは好印象でした。
小ぶりなサイズ感を、窓辺の明るさと素材の切り替えでしっかり魅力に変えている一室。緑を眺めてひと息つく朝も、静かな夜に床へ落ちる影を見送る時間も、きっと気持ちいいはずです。質感を楽しみながら、ちゃんと愛着が育つ部屋です。





















