敷金・礼金0
階段が空間を切り替え、光と景色が日々を動かす。
品川区中延の落ち着いた住宅街に建つ、コンクリートとタイルをまとった一棟。街の空気は穏やかで、歩くほどに生活の音がやわらいでいくようです。住まいに入る前から、静けさを受け止める器のような佇まいが印象的でした。
扉を開けると、まず目に入るのはリビングを横切るように伸びるコンクリート打ちっぱなしの階段。鉄骨の手すりと細いラインが空間をきりっと引き締め、1階の伸びやかなLDKに立体感を与えています。大きな窓から差し込む光は床にやわらかな影を落とし、無機質な素材の中に、どこかあたたかい表情をつくっていました。
間取りはメゾネットらしく上下で役割が分かれ、暮らしの切り替えがしやすい構成。上階へ上がる動線そのものが、この部屋の個性です。ルーフバルコニーに出れば、視線が抜けて空がぐっと近づき、外の風をそのまま生活に取り込めます。キッチンまわりもすっきりしていて、日々の家事が立体的な気持ちよさに変わりそう。段差を味方に、光と景色を楽しみたい方に似合う一室です。





















