ペット可のデザイナーズ。
上階の光が陰影をつくる、質感好きに刺さる住まい。
梅屋敷の住宅街を歩くと、視線の先に現れるのは、端正なのに少しだけ遊び心を含んだ外観。2025年築のデザイナーズらしく、整った輪郭の中に素材の表情がきれいに残っています。駅近の便利さよりも、帰ってきたときに空気がふっと落ち着く感じが似合う建物です。
室内へ入ると、まず床の木目と、白壁に落ちる光のやわらかさに目が行きます。11.3帖の洋室は、最上階ならではの抜け感があり、梁に沿って伸びる間接照明が空間に静かなリズムをつくってくれる。窓は大きく、外の明るさを受け止めながらも、室内はどこかしっとり。無機質すぎず、甘すぎず、このさじ加減がなかなか上手です。
玄関まわりから水回りまでの動線もすっきりしていて、見た目だけでなく暮らしの使い勝手まできちんと考えられています。オープン棚は“隠す”より“見せる”発想で、タイル張りのキッチンもこの部屋の顔のひとつ。素材をそのまま受け止める余白があるので、家具選びも楽しめそうです。
派手な仕掛けで押してくる部屋ではないけれど、光と影と質感のバランスがとてもいい。ペットも二人入居も相談できるので、ひとりで丁寧に暮らすにも、ふたりで少しずつ育てるにも向いています。静かだけれど退屈じゃない、そんな暮らしが似合います。



















