祐天寺駅徒歩1分のデザイナーズ
窓と棚の配置だけで、空間の印象が決まっています。
祐天寺の通りに面した建物は、外から見るときりっとした表情。駅からの道すがらも、どこか暮らしの温度がある街並みで、帰り道にコンビニや飲食店が自然に挟まってくる感じがちょうどいい。ここは派手さで勝負するというより、日常の中でじわっと効いてくるタイプです。
室内に入ると、まずコンクリートの壁と白い床のコントラストに目が止まります。6.7帖の空間は細長く、ベッドは窓と並行に置いて、手前に2人掛けのソファを入れると動線がきれいに収まりそう。窓際は明るさがしっかり入るので、小ぶりなラウンジチェアを一脚置くだけでも居場所が生まれます。壁内の棚は本や雑貨を並べるのに便利で、見せる収納として使うと空間の印象がぐっと整います。
水回りはコンパクトながら、廊下側に収納やWICがまとまっていて、暮らしの道具を居室から追い出しやすいのが好印象。服や季節物をしまっておけば、部屋の中はかなりすっきり保てます。キッチンも必要なぶんだけをきちんと備えた設えで、ひとり暮らしには十分な手応え。素材の表情を楽しみつつ、生活感は上手に隠したい人に似合う一室です。ちょっと無骨で、でもちゃんと気が利いている。このバランス、なかなか憎いです。























