見たことのない美しい木の簾
中古戸建のリノベーションだから出来る思い切りのあるデザインがさすがです。
2階にある開放的なリビング。
これはもはや一戸建てであればあまり珍しいことではないけれど、天窓と風景を切り取った窓からの明るさが享受出来る広いリビングはこの家の特徴の一つでもある。
そして、特筆すべきは建物の南側に作った2階から1階にかけての大きな木の簾。
これが家の明るさをさらに後押ししている。
1階には、その光を取り込みつつ長いサンルームを。
ここに植物をたくさん置くも良し、デイベッドを置いてのんびり日光浴をするも良し。
家の中に、部屋でもないリビングでもない特別な場所があることで、豊かな気持ちになれるのは違いない。
既存の建物の良いところを再発見させる作業、自分で建物をリノベーションしようと画策をしてもなかなかこのようなアイディアは思い浮かばない。
こうしたかったが、すでにある。
なかなか出会えない唯一無二の家。
中古一戸建てのリノベーション、個人で物件を購入して一からリノベーションをするには不安(建物の劣化調査、耐震性、断熱性など・・・)もつきものですが、今回は信頼できるプロが物件選びから建物検査、リノベーション、耐震調査、断熱についても手を加えています。
築浅の一戸建てではないけれど、住宅ローン控除を受けられるのもメリットが高い。
立地は目黒からはバス、不動前からも徒歩圏内の下目黒エリア。
このあたりで中古の一戸建てを持つ、というのはそうそう出来ない選択であることもあり、さらにこの内装設計であり、心がウキウキしっぱなし。
早い者勝ち必至です。
Photo:吉田誠
■リノベーションのプロによる物件選定と、第三者機関の建物検査を実施
数ある中古住宅の中から、リノベーションのプロが次世代へ住み継ぐべき優良な既存建物(ストック)を選定して購入。さらに第三者機関による検査を経て、修繕、再生しています。
■耐震診断を実施、耐震基準適合証明書を発行
建築士や指定性能評価機関などの第三者機関により発行される、建物が耐震基準を満たしていることを証明する書類です。また、建物が地震の揺れにより倒壊するかを見極めるために耐震診断を行い、建物が大地震(震度6強~7)でも「一応倒壊しない」基準である構造評点1.0以上を確保しています。
■省エネ、断熱性能
2020年から施行される省エネ基準レベルまで断熱性能を引き上げています。その上で、EU全土では義務化されている「家の燃費性能」を表示する証明書(エネルギーパス)を発行し、エネルギー消費量を見える化しています。
■既存住宅売買かし保険へ加入
検査と保証がセットになった保険制度に加入済み。お引渡し前に一定の検査を行い、不具合がないかの確認をしています。入居後に不具合(瑕疵)が発生した場合には保険対応が可能です。また、この保険に加入していることにより、既存住宅の住宅ローン控除の利用が可能です。(控除額 最大400万円・10年間 ※各種条件あり)
■地盤調査実施済、保証付
地盤調査を行い、土壌の安定性についても一定の診断を行っています。地盤要因による修復工事が発生した場合の保証がついています。(保証期間20年、保証金額2,000万円。)
■シロアリ調査・防蟻施工済、5年保証付
木造戸建にとって深刻な被害をもたらすシロアリ被害。防蟻処理を施し、5年間の保証が付帯しています。(保証金額300万円)
■住宅履歴情報の蓄積、長期修繕計画の策定
(社)リノベーション協議会の基準にもとづき、検査・工事についての情報や長期修繕計画を住宅履歴として蓄積しています。今後の住まいの修繕計画の参考とすることはもちろん、住み替えや住み継ぎの際にも情報を提供することができます。