素材のコントラストが、日常を少しだけ特別なものに変えていく。
東京都杉並区堀ノ内。閑静な住宅街にぽつんと佇む、コンクリート打ちっぱなしの外観が印象的な建物です。エントランスを抜け、室内に一歩足を踏み入れると、素材のコントラストが静かに主張する空間が広がります。
主役は、ひんやりとしたコンクリートの壁と、深みのあるダークトーンのフローリング。硬質な素材同士の組み合わせが、無駄をそぎ落とした凛とした雰囲気を作り出しています。天井のライティングレールは、お気に入りの照明を吊るして角度を調整すれば、壁や床の表情を自在に変えてくれる装置のような存在です。
キッチンや水まわりも空間の世界観に寄り添うミニマルなデザイン。玄関から続く黒いタイルの床がキッチンスペースへとつながり、違和感なく生活の動線が整えられています。コンクリートの壁に沿って配されたシンクとガスコンロは、調理時間さえもインテリアの一部にしてくれそうです。
杉並の落ち着いた街並みの中で、素材の質感をじっくり味わう暮らし。静かな時間を積み重ねたい人におすすめしたい一室です。

















